2015年12月27日

12月22日 最終ベトナム便り


My Friends,

ホーチミンから最後のベトナム便りを出しています。本日の深夜便で成田に向かいます。

3年、早かったような遅かったような?自分の好きな分野での仕事だったので、現場に出ているときはこの上なく楽しかったのですが、一度事務所に戻ると山のような仕事が〔Welcome!〕と言わんばかりに待ち受け〔Oh my God!〕気分。それも本日をもって終了かと思うと、やっぱり感慨無量。いろいろあっても、自分の成長の糧(その年でまだ成長云々かんぬん言っているのかって?)になったことは事実。感謝してます。

ホーチミンのホテルの部屋で振り返って一番心に残っていることは…?人との繋がり。ベトナム人は意思表示がはっきりしていて、嬉しい時は顔全体で喜びを表し、その逆に嫌なことに対しては恐ろしい形相と強い言葉で反論してきます。当初はハーブをふんだんに使った強い匂いの料理同様、慣れるのに時間がかかりました。でも今は躊躇することなくムシャムシャ。人との付き合いも同様で、時間の経過と共に、逆に親密な関係を築けることにも気づきました。

例えば、3年前に滞在したホテルのオーナーは今も何かある毎に食事やパーティに誘ってくれたり、ダナン市内観光に連れ出してくれたり。また多忙な中、出入国の際の空港へも必ず顔を見せてくれます。今回お世話になったホテルも、食事やカフェへのお誘いは連日。賑やか大好き、口をじっと閉ざしていることがないベトナム人。1人で滞在している私がとても淋しく映ったのかもしれません。当の本人は一人でボケーっとしている時間を楽しんでいたのですが…。いつも誰かと一緒にいる彼らには、きっとそう映ったのでしょう。

また、街中を自転車でフラフラしていると、誰かが私の名前を。フム?と振り返ると、近所の屋台のオバちゃんであったり、先日乗ったタクシーの運ちゃんだったり。日本の古い諺ではないが<袖振り合うも多生の縁>。知らない間に仲間が増えていました。

明日の朝には日本。しばらくは休憩し、また次の一歩を踏み出したいと思ってます。今後とも宜しくお付き合い下さいね。

Hisayo

追伸:
1) 写真はベトナムの麺料理に欠かせないバナナの花を千切りにしたものです。温かい麺に混ぜたり、サラダとして頂きます。
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2) 典型的な地方都市の家屋です。
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3) 地方都市で良く見かける果物売りのオバちゃんです。Img_1218-2.jpg




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2015年10月21日

10月11日ベトナム便り


Dear My Friends,

日本はすっかり秋めいてきたようですね。ネット動画で、富士山の初冠雪を見ました。富士山のあの凛とした美しさ、身が引き締まる思いがします。と言いながら、悲しいかな、私は今日も<凛>とは程遠い、ボケ〜っとした一日を過ごしてしまいました。少しは富士山の<凛>を見習えって?仰る通りです。

先日タムキーの仕事を終えカンカン晴れの中、いつものように車で我が家のあるホイアンを目指していました。ふ〜、これから1時間半の長旅、てえへんなこっちゃと思って外を見た途端、度肝を抜かれました。地面からなのか、天からなのか、まるで天地を貫くかのような不気味な雲が発生していたのです。天空を舞うドラゴンの如くそれは徐々に姿を変え、最後には大雨となり地面を敲きつけました。

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この雲の色、形、その壮大さ。やはりここでないと見られなかった光景だと思います。少しでも皆さんに私の感動が伝われば嬉しいのですが・・・。

Hisayo
posted by sakura at 20:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2015年09月20日

9月6日ベトナム便り


日本は秋めいてきたとの知らせを受けています。良いなあ!
夏はベトナム以上に厳しい暑さだけど、涼しくなる時があるって羨ましい・・・。なんて事を言ってたらアカンと自分に言い聞かせて、アチ〜イ中で頑張ってます。

今日はベトナムの習慣で、私が犠牲になっている映像をお届けします。ベトナム人は歌が大好き。自負するだけあって、不思議なくらい誰も彼も<美声>それに<上手い!>。もう何かある度に歌う。いや何もなくても歌う。場所を選ばず、人が集まれば即。これってどこから来る慣習なのか?今もって分からない。

学校や地域での研修時も一緒。真面目に勉強しているかと思ったら、急に<私が歌います>って感じで。それが自分たちだけで完結してくれたら良いんだけど、その後すぐに、「ほんじゃ、次は日本の歌をお願い」って感じで無茶振りしてくる。これは習慣上、断れない。ほんでしゃあない、という事で歌っているのが、今日のビデオです。私の歌はどうでも良かです。地域の人のノリノリの様子をご覧ください。如何に彼らが<歌大好き人間>かがお分かり頂けるでしょ。



1つだけ分かります。こういった歌の機会を通して、ベトナム人は<人との関わり>を大切にしているってことは。

久代
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